ASIA CUP初戦

  • 2007/07/12(木) 07:05:05

あ〜
店中が重いんですわ。
攻めきれない攻撃陣、終了直前の失点…
何度となく繰り返された出来事に、もはや失笑気味なお客さん達。
今回も店で観戦していた訳ですが、いつも通りの日本代表に対して
『次はイケる』『まだ大丈夫』といった声も出ず。
視聴率12%の意味は、つまらなさに対する慣れなのか。
期待も失望もされないという事こそが危機なんですがね…

試合の立ち上がり、カタールのキーパーが競り合う相手もいない
情況でハイボールをジャッグル。
フェードしようと蹴ったパントキックは、蹴り損なって10m程度で
転がっている。
誰しもがキーパーが硬いってのが解る情況ですよ。
ましてやこのキーパー、黒人ですわ。
どう見ても帰化選手である彼が、ガルフカップに続いての栄冠を
目指すカタール国民からのプレッシャーを受けているという想像は
的外れではないだろう。
ならば何故にそこに付け込もうとしないのか?
直後に遠藤がミドルを打ってはみたが、キーパーが触れるような
ものでは無かった。
緊張して硬くなっているのなら、ミスも起こりやすいだろう。
そんな想像すらできないのか、だらだらと時を重ねるうちにすっかり
相手キーパーに立ち直られてしまった。

ここは攻める時なのか、回す時なのか、そういった勝負の流れを
把握できる選手はいないのだろうか?
野球だろうがバレーだろうが、はたまた陸上のような個人競技にさえ
勝負の流れというのは存在する。
サッカーにだってある。
現にだ、代表に居並ぶ選手たちが実際に『勝負の流れを引き寄せた』
といった発言を過去にしていたはずだ。
では、キーパーという守備の要がミスを繰り返している時というのは
攻める時なのか、否か。

初戦であり、暑く湿度も高い。
そんな条件の中で、運動量を抑えつつボールキープ…戦術としては
間違いではないだろう。
しかし、相手が弱味を見せている中でも当初のゲームプラン通りに
いくのか、とりあえず揺さぶろうとするのか…
そういった判断は試合中に監督が指示できる事ではなかろう。
あくまで選手たちが判断しなくてはならない情況で、多分キーパーの
異変に気付いてた選手もいただろうに、結局はゲームプランに従って
相手に立ち直らせてしまった。

中田英寿が弾き出された原因もここではないだろうか。
ゲーム中に怒鳴り、叫び、思い通りに動かない選手を叱咤する。
中田がピッチ上で散々見せてきた光景だ。
それはある時にはゲームプランを無視する自分勝手な行動と取られた
だろう。
しかし、それこそが『試合の流れ』を掴む為になされていた行動で
あったのではないか?

それはその時その瞬間にしか再現できず、そしてその通りに為されな
ければ結果のでない事柄ゆえに、試合後に説明できるものではない。
試合後に説明しても結果論だからだ。
だからこそ試合中に行なわなければならない。

中田には勝負の流れが見えていた。
彼は試合中にそれを伝えようとしていた。
しかし彼は回りを動かす術が稚拙であった。
ゆえに最後には彼は疎外されて退場していった。
中田を疎外した選手達には彼と同じ事はできないだろう。
能力的にはできるかもしれないが、自分達が追いやった選手と
同じ事をしようという選手はいまい。

ならば、日本代表の迷走はしばらく続くだろう。
中田を追いやった世代では無い選手の中に、試合の流れを掴み
躊躇なくそれを伝え実行する事ができる選手がでるまでは。



…別に中田シンパでは無いんですがね。
でもな〜最近の代表戦を観てて思うんですよ。
だ〜れも『チーム』の事を考えてないなって。

中村は実績も経験もあるハズなのに、自分の仕事しかしていない。
高原は点を取る事ができても、なんで点を取らなきゃならないのか
という事を考えていない。
川口は変に大人になったのか、静かになっちゃったし。
新しく代表に入った選手が自分の結果を求めるのはある程度、しかた
のない事ですが。

チームが勝つ為に試合に出ているんですから、点を取るのも勝つ為
取られないようにするのも勝つ為じゃないのかね?
監督に出された問題を解いて100点をもらうのが試合の目的じゃ無い
んだけどなぁ…

中澤あたりはそこらへん判ってるっぽいんですが、なんせバタバタに
なる事が多過ぎ。
もうね、何年代表にいるのかと…

結局『チームの勝利の為にプレイする』事が判ってるのは千葉組なん
だろうなぁ
オシムの言ってる事も突き詰めればそこだと思うんですよ。
しかし、いかんせん千葉組は実力が…ねぇ?











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